ポケットティッシュ事件

こんにちは。

 

今日はちょっと気になったことを書きとめておきます。自分のためにも(*´◒`*)

 

夕方、電車の乗り換えでエスカレーターで下った下に新しくできたカラオケの宣伝でポケットティッシュを配っている男性スタッフがいました。わたしはちょうど手持ちのティッシュがなかったし、家でちょっと使うのに便利なので、差し出されたら割ともらうタイプの人間です(笑)

 

エスカレーターに乗ってる人全員にどーぞとティッシュを配っていた男性スタッフはもちろんわたしにも差し出してくれたので、わたしはさっと受け取りました。

 

その数メートル先(ほんの数十歩歩いただけの距離)にも同じカラオケ店のジャンパーを着た女性スタッフがポケットティッシュを配っていました。

あわよくば、その女性スタッフからも貰おうと考えたわたしは、ケータイの下にティッシュをさりげなく隠し、何食わぬ顔で前を歩いてるサラリーマンと同じように女性スタッフからポケットティッシュを配布されるのを待ち構えていました。

 

わたしの前を歩いていた3人ほどのサラリーマンにどーぞと女性スタッフは手を差し伸ばし、テンポよく、さ次はわたし!と構えたわたしの目の前で!!!!なんと!!!!!

 

その女性スタッフはあきらかにわたしの前でポケットティッシュを配る手を引っ込めたのです!!!!!!!

 

そう。わたしが通る時に意図的にポケットティッシュを配らなかった。

 

びっくり。

 

何がびっくりかって、ポケットティッシュがもらえなかった悲しさとかじゃなくて、顔や見た目で判断し、わたしには配ろうとしなかった、そう判断されたことに違和感だらけでした。

 

なぜ?????

 

こいつはいーや。こいつはカラオケ行かないだろ。そんな程度でしょうか。

 

または、わたしがすでにポケットティッシュを持っていたのが見えたのでしょうか。

 

あんな人混みで、そんなとこまで見えるはずない。

 

お店の偉い人にサラリーマンだけに渡すように言われていたのでしょうか。

 

差別とまではいかないにしろ、あからさまに手を引いた、あの瞬間、何だか悲しくなった。

 

人って些細なことで差別を受けたと感じるし、その感じ方は人それぞれだとは思うけど、自分にとっては、えこんなことで?ってことが意外と相手には傷になっていたりする。

 

たかが無料のポケットティッシュだが、わたしにとっては一日の中で重要なことだった!

 

世の中には差別は、わからないほど些細なものから大きなものまでたくさんあって、気付かない間に自分も差別的な行動をとっているのかもしれない。

 

そう気付く人は少なく、また差別をなくそうと行動できる人はもっと少ないであろう。

 

世の中から差別をなくすことはとても大変なこと。この発展した世界では不可能に近いのではないか。差があったとしても、その差を認め、お互いを尊重し分かり合える日は来るのだろうか。

 

今起こっている状況から目を背けて生きていちゃいけないな、とポケットティッシュ一つで深く考えさせられた、そんな一日でした。